図書館戦争以来、というか、それよりも前からか
有川浩が、自衛隊とか軍モノを扱うようになったのは
正直、図書館戦争を読んでインパクトを受けてしまった私は、「自衛隊」と聞いても正直緊迫感はあまり感じられないのですけど、ほんとの自衛隊員とその家族は、「有事」に備え、覚悟を決めていることが、伝わってきました。
この本はタイトルのとおり、恋愛小説で、ここは実はわき道かもしれませんが、逆にそれが本筋のストーリーを強めてくれます。
「自衛隊員」に対する偏見というか、先入観みたいなの、誰しもあると思います。
自衛隊員といえば、軍隊らしくきびきびしてる、とか、怖い、とか、わらわない(笑)とか?
実際はもちろん、人間らしく、砕けたところもあるだろうし、人間味あふれた集団なのでしょうが
こういう話は、たいていそういうイメージと現実(あるいは物語)のギャップを使って話を作るところが多い(のではないか)と思うんですが、
この本では、自衛隊という特殊な世界は前提としてあるものの、書かれているのは割と普通の(?)人間模様です。
そして、その特殊な世界に身をおいているからこそ,描かれる恋愛や考えが映える
隊員同士の結婚はいいが,子を持つなら自衛隊の共働きはやめたほうがいい
この発言の真意に、ドキッとしました。
自衛隊員でなければ、そうでなくとも、危険な思いをして生きていなければそもそも考えない発想が、ここにありました。
詳しくは本書を読んでもらうこととして、
やっぱ有川浩いいわー
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