短編集です。
表題作については、昔、NHKラジオの、「ラジオ文芸館」で放送しているのを聴いて気に入った小説です。
高樹氏の小説は、えてして暗いものが多い。
この本に載っている話もそう。
不倫であるとか、犯罪がらみとか、いろいろと訳有の恋愛が描かれる。
それがいいんだけど、どっぷりはまると人生も暗くなりそう(笑)
そのくらい、細部の描写がきれい
テーマに出てくる小物、オショロコマとか、スイカズラとか、凝ってるっちゃ凝ってるけど、それがまた面白い。
ほかにも、友情をテーマにした「光抱く友よ」など、ほんとに面白い本がありますので、ぜひ一読あれ
2007年7月18日水曜日
2007年7月15日日曜日
プラスティック 井上夢人
これは結構変わったタイプの小説で、いくつかのファイルに分けられて書かれている文章を順々に読んでいく形。
最初のほうは何がなんだかわからないというか、ありえない話が並んでいる。
それがだんだん形を成していって、最後にどういうことかわかってきます。
ほんと、最初は何がなんだかわからなかったけど、終わってみればなるほどって感じですね。
井上氏の話はいつも怖い。なんとなく先が見えない恐怖に駆られる。
別にホラーじゃないのに、本当に、何故こうなるの?あれはどうなったの?と、何もわからなくなってしまう。
だから怖い。
だからこそ、最後に何もかもわかったとき、ものすごく安心できる。安心すると同時に、また読みたくなる。
本当に、井上氏の世界に引き込まれてしまう。
病み付きになるわ、これ。
最初のほうは何がなんだかわからないというか、ありえない話が並んでいる。
それがだんだん形を成していって、最後にどういうことかわかってきます。
ほんと、最初は何がなんだかわからなかったけど、終わってみればなるほどって感じですね。
井上氏の話はいつも怖い。なんとなく先が見えない恐怖に駆られる。
別にホラーじゃないのに、本当に、何故こうなるの?あれはどうなったの?と、何もわからなくなってしまう。
だから怖い。
だからこそ、最後に何もかもわかったとき、ものすごく安心できる。安心すると同時に、また読みたくなる。
本当に、井上氏の世界に引き込まれてしまう。
病み付きになるわ、これ。
コロリ力 佐藤富雄
白状します。もてたいと思って読みました。
まぁ、一朝一夕には無理ですが、とてもいい本だと思いました。
魅力的な男になるために、遊びを大切に、非まじめになれとのこと。
子どものころのように、いろんなもので遊べと。
ホスピタリティと直感を大切にせよ。
これが一番私にとってためになった点でした。
ホスピタリティを発揮して相手をきっちりもてなす。
そして、直感に基づいて行動する
こだわりを持っていると、それがいいとか、いろいろありました。
佐藤氏は、脳・神経と行動の関係を研究してはる方という事で、まぁ信頼できるのではないかと。
内容も堅くなく、面白く読めるので、オススメです。
まぁ、一朝一夕には無理ですが、とてもいい本だと思いました。
魅力的な男になるために、遊びを大切に、非まじめになれとのこと。
子どものころのように、いろんなもので遊べと。
ホスピタリティと直感を大切にせよ。
これが一番私にとってためになった点でした。
ホスピタリティを発揮して相手をきっちりもてなす。
そして、直感に基づいて行動する
こだわりを持っていると、それがいいとか、いろいろありました。
佐藤氏は、脳・神経と行動の関係を研究してはる方という事で、まぁ信頼できるのではないかと。
内容も堅くなく、面白く読めるので、オススメです。
2007年7月1日日曜日
レインツリーの国 有川浩
これまで紹介してきた、有川氏の、『図書館』シリーズの2作目、「図書館内乱」で登場した本です。
その通り、中途性聴覚障害(だったっけ?)のかたを主人公にしたお話です。
元はある本の感想を掲載したホームページで2人は出会います。
人が仲良くなるには、さまざまな過程がある。
その中で喧嘩もするし、議論もするし、もちろん楽しいデートもする。
そうする中で2人の距離が縮まり、互いを良く知ることになる。
よく知る、といっても、完全に知ることは出来ない。
どうしても知ることが出来ない領域もある。
だからこそ、相手のためにと思ってすることが裏目に出てしまうということもある。
これは、一方がちょっと込み入った事情やコンプレックスを持っている場合に難しくなる。
その事情を相手に知らせていなければ、他方がそれに裏切りや嫌われた、と感じてしまう。
障害を隠されていたことに、拒絶を感じてしまう男。
ここから喧嘩となり、議論となり・・・
それでもめげずにまじめに向き合った2人は、粘り強く話をしながら付き合っていく。
一方が障害者ということが、そして、それにきちんと立ち向かっていく2人の姿は、根幹となるラブストーリーに、よりいっそう深みを与えています。
同時に、障害者に接する機会がある人には、更に自分のことを振り返らざるを得ないような、様々な状況が描かれます。
ついつい余計なことをしてしまったり、気を遣うべきところに気づかなかったり、トラブルの元になるようなことが、健常者(この場合は健聴者)以上にあります。そのことに改めて気づかされた作品でした。
これを、障害者は難しい、女性は難しい、恋愛は難しい、と、ひっくるめてしまうのは簡単ですが、当事者にとってはそれじゃすまない。
実際に付き合っていくのだから。
恋愛になると更にそうで、何故自分はこんな人と付き合っているのか、そこから深く考えていかなければならない。
今こんなことになっているのは、
俺/私のせいなのか?
相手が障害を持っているからか?
相手が女性だからか?
こんな葛藤を繰り返しながらたどり着く境地がある。
作者・主人公があれこれ考えたある結論がある。だからこそ、このラストの清々しさはあるのでしょう。
その通り、中途性聴覚障害(だったっけ?)のかたを主人公にしたお話です。
元はある本の感想を掲載したホームページで2人は出会います。
人が仲良くなるには、さまざまな過程がある。
その中で喧嘩もするし、議論もするし、もちろん楽しいデートもする。
そうする中で2人の距離が縮まり、互いを良く知ることになる。
よく知る、といっても、完全に知ることは出来ない。
どうしても知ることが出来ない領域もある。
だからこそ、相手のためにと思ってすることが裏目に出てしまうということもある。
これは、一方がちょっと込み入った事情やコンプレックスを持っている場合に難しくなる。
その事情を相手に知らせていなければ、他方がそれに裏切りや嫌われた、と感じてしまう。
障害を隠されていたことに、拒絶を感じてしまう男。
ここから喧嘩となり、議論となり・・・
それでもめげずにまじめに向き合った2人は、粘り強く話をしながら付き合っていく。
一方が障害者ということが、そして、それにきちんと立ち向かっていく2人の姿は、根幹となるラブストーリーに、よりいっそう深みを与えています。
同時に、障害者に接する機会がある人には、更に自分のことを振り返らざるを得ないような、様々な状況が描かれます。
ついつい余計なことをしてしまったり、気を遣うべきところに気づかなかったり、トラブルの元になるようなことが、健常者(この場合は健聴者)以上にあります。そのことに改めて気づかされた作品でした。
これを、障害者は難しい、女性は難しい、恋愛は難しい、と、ひっくるめてしまうのは簡単ですが、当事者にとってはそれじゃすまない。
実際に付き合っていくのだから。
恋愛になると更にそうで、何故自分はこんな人と付き合っているのか、そこから深く考えていかなければならない。
今こんなことになっているのは、
俺/私のせいなのか?
相手が障害を持っているからか?
相手が女性だからか?
こんな葛藤を繰り返しながらたどり着く境地がある。
作者・主人公があれこれ考えたある結論がある。だからこそ、このラストの清々しさはあるのでしょう。
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