2007年5月13日日曜日

少女七竃と七人の可哀想な大人   桜庭一樹

しばらく前に新聞の書評欄にも載っていた本です。

男なんて滅びてしまえ

かなり刺激的な帯の文句に女子高生に人気だとか


簡単に言えば、北海道のある町で、ものすごい美少女に育った女の子の大学入学までの生い立ちなわけですが、母親、飼い犬、祖父、幼馴染、それぞれの視点から描かれている姿は、小さな社会の中で起こるドラマをより陰鬱に感じさせています。

この雰囲気が持ち味。

最後の場面では、いつの頃からか抱いていた彼女の恋に決着がつきますが、その切ない後味は、泣きたくなるくらいです。

こうして大人になっていく、というと、一気にさめてしまうかもしれませんが、恋も含めて学生時代の経験は、幼い、あるいは未成熟だからこそもろかったり儚かったりする。

それが、後々ものすごくいい思い出となって残る。

かく言う私も・・・(笑)

まだ学生の癖に、まだ振り返るのは早すぎますかね(爆)
大体、たいした恋もまだしていないのに(泣)


その思い出が、また人生を深くする。


彼女は、きっと強くなりますね

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