2007年7月15日日曜日

プラスティック   井上夢人

これは結構変わったタイプの小説で、いくつかのファイルに分けられて書かれている文章を順々に読んでいく形。

最初のほうは何がなんだかわからないというか、ありえない話が並んでいる。
それがだんだん形を成していって、最後にどういうことかわかってきます。


ほんと、最初は何がなんだかわからなかったけど、終わってみればなるほどって感じですね。

井上氏の話はいつも怖い。なんとなく先が見えない恐怖に駆られる。
別にホラーじゃないのに、本当に、何故こうなるの?あれはどうなったの?と、何もわからなくなってしまう。

だから怖い。
だからこそ、最後に何もかもわかったとき、ものすごく安心できる。安心すると同時に、また読みたくなる。

本当に、井上氏の世界に引き込まれてしまう。
病み付きになるわ、これ。

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