2007年6月7日木曜日

図書館戦争   有川浩

ちょっと過激な図書館のお話。

ある法律が国会で成立し、その法律の下、全国規模で実力行使を伴う大規模な検閲が行使される。
それに対抗する組織として、図書館を中心とした図書隊が組織される。

検閲をする良化特務機関も図書隊も武力を持ち、時に大人数の死者を伴う事件を引き起こした歴史を持つ。

町の書店でも、時折抜き打ちで良化特務機関の検閲が行われ、学校図書館にも、良書と呼ばれる本、あるいは検閲を通過した本だけが並ぶ。


そうした中で、教育委員会、行政など、さまざまな機関との関係、あるいは圧力を受けながら、図書館はすべての資料を集め、読書に資している。


主人公は、図書隊に読みたい本を守ってもらった経験から図書隊に入隊し、女性でありながら特殊部隊に配属される。

まぁ、親との確執や、上官・同僚とのやり取りなど、コミカルなところもあり、まじめな話もあり、リズミカルにテンポよくストーリーが進行していきます。・・・て、ここだけカタカナが多いのは何故?

読みやすく、分厚い本の割にはあっという間に読み終えてしまいました。


なるほど、これだけ検閲されるというのは問題だ、傍から見る限りは・・・
それが、武力構想になるあたりが、有川氏の構成のうまさ。

図書館の自由宣言。

これは実在する文章。
実在文言を元に、これだけ壮大なストーリーが出来るとは、正直驚きました

戦闘有、コメディ有、恋愛有、武勇伝有・・・


意表をつく仕掛けは、ほんとうに楽しめます。
続編もありますから、ぜひ一読あれ

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