図書館で読みました。
まぁ、タイトルもタイトルだし、取っつきにくいとは思いますが、一歴史書としても、とっても面白い本でしたね
出雲人と言っても、今の出雲市のことではなく、昔の、出雲国のこと
だから、今の松江市もこの範疇に当たる。
ちなみに、私は9歳から15歳まで出雲市で暮らし、学校にも通っていた。
今のところ一番長く暮らしていた土地だからか、自分のふるさとは今でも出雲市だという意識も強い
それはさておき、この本は、過去に出雲を治めた豪族たちや出雲を訪れた文豪たちが残した資料や、地理・歴史的背景などから出雲地方の人々の性格をあぶり出していくもの
著者の藤岡さんの意図で、短所がよく表されているが、まぁ、その短所も長所と紙一重………ですね
じゃあ、その出雲人の気質がどのようなものかというと………
まぁ、詳しくは是非読んでもらうと言うことで、
豊かで閉鎖的な地理条件の下で、非常に内向的で、排他的な傾向が強い、そして、優柔不断で曖昧と言われるほどに慎重………
私の印象に残ったのは、この3点ですね
慎重だというのは、例えば、隠岐を脱出した後醍醐天皇がたどり着いたのが出雲国だったのだけど、出雲国の豪族は天皇を追い返した。でも、天皇をおってきた隠岐の役人の味方にもならない。
さらに、因幡国で挙兵した天皇が戦に勝利したとたん、兵を連れて援護する。しかし、結局天皇に信頼されず、重用されることはなかった
結局あまり世間受けする、世渡り上手なタイプではないみたいですね。
出雲を訪れた文豪たちも、出雲の自然の美しさは褒めるけれど、そこで暮らしている人に対しては、あまりよくは言ってくれていないようですね。
小泉八雲だけは、結婚もしているし、長く住んだからか、人情があるとか包み込んでくれるとか、非常に肯定的ですけれどね
数々のエピソードがありますが、結局、出雲人の長所、したたかさや優しさはそこで長く一緒に暮らさないと分からない、そのくらい傍目からは分からない、ということらしいです。
なるほど、私も他人と仲がよくなるのに非常に時間がかかった。これは、この出雲人気質から来ていたのかも………などとも考えましたが、
なかなか当たっていたんですよね(笑)
明日は電車の中で頑張ります
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